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ニコ動うp中の動画「ワックスで作ってみた」特設ブログ
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今回初めての動画撮影しながらの制作どころか動画撮影自体初めてだったので、慣れない事が多くて大変でしたw

アクセ制作自体は珍しく問題なく進みました。リングは作りなれた手法とデザインで、スプーも造形的にシンプルなモノですし、元が2次元なんでどう3次元にしようとオイラの勝手。ってことでお気楽なものでしたw
正直、あまり見せたくないマル秘テクてんこ盛りなんですが、今回は編集で切りまくらないで完成まで通して見てもらいたいと思い、あえて隠さず全部公開しました。
だってアクセサリー制作をワックス切り出しから完成まで見れる動画なんてどこにも無いですからwまぁ独学なんで、実際には常套手段かもしれませんが・・・。どこら辺がマル秘なのかわからない方はわからないままでいてくださいw

アクセ作りは慣れたものですが、撮影の方は上記にある通り初めて。カメラもおもちゃのようなWEBカメとデジカメの動画機能で、撮った動画も無圧縮なものでとんでもない容量になるし、エンコは時間掛かるしメンドイしw
編集ももちろん初めてで、ソフトの使い方を覚えながらの編集でした。結局最後まで使い方よくわからなかったけどw次回作ることがあってもgdgdなままと思いますw

まぁ編集はヘタだし、面白くも無いネタ仕込むし(^^;)、しょーもない動画であることは間違いないのですが、アクセサリー好きの人はより深いアクセの知識を、制作に興味がある人には制作のキッカケになれば幸いに思います。

あ、今回公開した作り方はロストワックスでの手法の一例に過ぎません。この方法でどんなモノでも作れる訳ではないので、興味を持たれた方はご注意下さいませ。


最後に、最後まで見て下さった皆さん、お疲れ様でした&ありがとう!

PS.本当は第2弾でこなたでも作ろうかと思ったのですが、らきすたも最終回迎えたらしいのでやめましたw




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お待たせの完成画像です。

久し振りに手製撮影ブースを引っ張り出してみたらカビってて涙目。綺麗に拭いて天火に干して・・・それでもまだちょとカビ臭い;;
でも撮影に問題なかったので、良しとするw

さすがに拡大画像で見るとアラも見えますが、リングで上下20mm、スプーで30mmのモノなんで実物は全くわかりません。ヘタなブランドモノよりマシかとw

スプーがピカピカだとヌメってそうでなんとも・・・

その内スプーペンダントの着用画像もうpります。





リング&スプー完成編

本当はリング編とスプー編で分けようかと思ったのですが、いい加減編集が面倒になったのでまとめてやっちゃいました。

リングはエッジがダレていますが、これは意図的にまるめています。この方が光の乱反射と写り込みで綺麗に見えます。個人の好みですがw

スプーは何も考えずに磨いただけw


>うほwガタイいいw

阿部さん自分ノンケです勘弁して下さいw


>どうすんだよこれwwwww
>来週誕生なんでくださいw

愛着湧いちゃったんでアゲナイw
や、本当はね。プレゼントしようと思ったんだけどさ。
まぁ話題にでもなったら複製してプレゼントやら、ヤフオクに出すやらするかもね。しないかもしれんけどw
結構キャスト代やチェーン代もバカにならんのだよw


>これ15万までなら出すw

おうおう買ってもらおうじゃないかwww







スプー編その2

腕(耳?)は適当にクズワックスから削り出しw歯が案外面倒でしたが、無事完成。





スプー編その1

ネタアイテムなんでノープランで作ってます。


>なぜ線香使うんだ?他のじゃだめなのか?と質問してみる。

他じゃダメです!線香じゃなきゃ!
この用途に使う専用工具もありますが、線香に敵うモノはありません。
どんな時に使うのかは秘密。
別にスプーの邪気を祓ってる訳じゃありません。


>ハンダ?
はいハンダごてを使ってます。
ワックスペンなる専用機材もありますが、ハードワックスにはハンダごての方が個人的に使いやすいです。こては低出力(10w~20w)のモノで、こて先が細い精密機器用に温度コントローラでさらに出力を絞って使ってます。


線香にしても、こてにしても、専用工具より安くて、使いやすい道具が結構あるもんですわw





ワックス原型完成編

ワックス原型完成に向けて、細かい造形のすり合わせと小傷消しを行います。銀になった後よりワックス時の方が加工が楽なので、できる限りワックス時に完全な状態に仕上げます。ただ、金属化後の仕上げで削れることを見越してエッジは立て気味にしておきます。

で、その1でチラ見せしたスプーもワックス原型になって登場w
以後、スプーがメインにw


盛り付け&彫り編 その2

全体をザッと彫り上げ、腕(メインデザイン部分以外のリング部分)の彫り。メインデザインとの継ぎ目が薄くなり割れやすいのと、メインを彫り中に傷をつけない様に、メインが彫り上がった後に彫っています。その後、対称となる部分同士の造形のすり合わせ。

ニコ動で人気のぬこ要素も入れてみましたw


盛り付け&彫り編 その1

アウトラインを削り出したリングに部分ごとにワックスを盛り付け、抑揚のつけ方を検討しながら彫っていきます。予め大目に盛って、様子を見ながら削ってます。


>コテだけでこんなになるもんなのかぁ・・・

オイラのは削るのを前提に、ただ盛ってるだけですよ。けがき線で区分けされた部分ごとに盛ってるので、動画では画質悪いのでそれなりの造形に見えますがw
世の中には盛りだけで造形作るキチガイじみた盛りテク持ってる人もいます。どんな物を作りたいかで手法も変われば、身につくスキルも違ってくるもんですね。




アウトライン削り出し編 その2

本編その2に続き、アウトライン削りだしです。このアウトラインが完成時のシルエットになるので慎重に作業を進めます。


>よく割らずに削れるなぁ。そんなに硬いん?

どの程度の硬さを想像してるのかわかりませんが・・・割れますよw割れやすさはワックスの種類によってまちまちですが。
一応、割れないように対策や作業手順は考えながらやってます。もっとも、まだこの段階で割れる事はまずありませんがw
つか割れても修正出来るので無問題




けがき&アウトライン削り出し編

デザインをけがき(ベースになるものに傷をつけて当たり線を入れる作業)を入れて、アウトラインを削り出していきます。
けがき線に合わせてアウトラインを削り出すのでけがきは慎重に!


>BGM替えてくれ

サーセンw
総時間4時間を越える動画なんでBGMセレクトするのもメンドイんだよw


>良い動画だが1本にまとめてほしかった

もっともなご意見です。
でも今回は全ての作業を通して見てもらおうと思ったので、あえて編集しませんでした。
次回があれば、1本はムリでも2~3本にまとめて、切った部分は今回の動画で補完していけるんじゃないかと思います。





ベースリング(下地)編

何事も下準備をしっかりしないとイイモノは出来ません!ってことで下準備編です。
あの画像が後の伏線なんて誰も考えなかったでしょうなw


>トースカンを使いなさい

アドバイスありがとうございます。
彫金工具にもカニコンパス等のけがき工具がありますが、うp主的経験からノギスを使ってます。ワックス相手の作業では汎用性高くて重宝してます。本来の使い方とは違いますがw
ちなみに、細い線がけがける様に上顎部分は削って鋭く加工しています。本来の用途ならご法度ですが、ウチのノギスはけがき用途のみなのでおkw


>何をやってるか説明があるといいかもよ?
>なぜ削ってるかとか一切説明なしですかw

サーセンw
ハナっから作り方講座として編集してないのでw
希望があれば簡単な作り方講座やるかも?もっともリューターくらいは必要になるでしょうが。


>リューターの回転でワックス溶けないのか?

溶けます。目の細かいポイントで1ヶ所に当て続ければ。
でも動画を見てもらうとわかると思いますが、大抵は動かしながら削るので溶ける程熱を持ちません。
青いリューター(ハンドピース)は3mm軸の刃がついたポイント用で10.000回転程度で使用。黒いリューターは2.35mm軸でワックス用途では荒目ポイント時5.000~8.000回転、細目ポイント時4.000回転前後で使用で溶けて困る事はほぼありません。
まぁ溶けてもあんまり困らないけどw


>基準面だし?

その通りです。中心線などをけがく際の基準になります。


>旋盤使うなら平面だしも旋盤でやれよ
>平面だしも旋盤つかいなよww

一応、途中で面倒臭くなって旋盤使ったって流れなんで、あの時点でも平面出しやってますw
まだ旋盤作業途中でのコメなので当然のツッコミですが、ちゃんと最後に平面を出し直してますよw



久し振り覗いたら「ヤスリを使え」のコメ多すぎワロタw

面のヤスリ掛けの前のリューターの作業。無駄無駄と言われてますが、アクセサリーというのは小さいモノなので0.1mm単位の精度を保たないと小ささに相対して歪(いびつ)に見えます。ケガキでアタリ線を入れてるとはいえヤスリでいきなりヤスると面は出来ても面自体が0.数ミリ単位で傾く場合があります。この面は後の作業で中心線など入れる際の基準面になるので出来るだけ歪みがない方がいい。
そこでリューターの比較的径が大きく削り面がキレイに仕上がるカッターポイントでアタリ線キッチリに削り揃えます。リューターの方がブレが出ると思われるかもしれませんが、ヤスリの様に腕を動かす作業より手首から先しか使わないリューターの作業の方がブレが出ず、線キッチリに削る精密作業には向いてます。
ちなみに、皆さん勘違いしているようですが、このリューターの作業・・・面出しじゃありませんよ?正確には面出しの為の準備作業です。
ケガキ線キッチリにカッターポイントで削って、それ以外の余分な部分はヤスリより早く削れる粗いカッターポイントでザッと削っておく。その際、中心に向かって僅かにテーパーをつけておきます。これにより、最後にヤスリで面を作る際、中心からヤスると中心から外周に向かって面が出来ていくのが光の加減で確認出来ます。これを粗目から細目のヤスリに変えながら、面を外周まで広げていけば完了。

通常は旋盤で手っ取り早くやるのですが、手作業でやるのであればこうします、という例としてやっただけです。
まぁヤスリで面の傾きを出さないようにヤスればその方がいいのでしょうが、私の場合はこの方が精度が出るのですよ。
手間掛けて確実に!
早く作業しても精度が出ないんじゃお話になりませんからw

次に、リングリーマーでリング内周を削る作業ですが、正直、私の制作法には向いてません。
通常のファッションリングのようにリング幅3~5mmといったリングであればリーマーで全く問題ありません。
が、見ての通り、この制作法でこのタイプのデザインを作ろうとすると、下地リングの幅が大きくなりすぎます(今回のは20数mm)。リーマーにはテーパー(先にいく程細い)がついてるので、幅広になればなる程端と中心部の厚みに誤差が生まれます。
つまり、仮に20号のサイズで端にケガキ入れて、それに合わせてリーマーでキッチリ削っても、中心部は20号以下(17~18号くらい?)になってしまう訳です。さらに、後の作業を見るとわかると思いますが、完成時にリングとして残るのは中心部です。要するに、リーマーで削っただけでは、指定のサイズにならないのです。
だったら、それを見越して中心部が指定のサイズになるように余分に端を削ればいいという意見もあるかもしれませんが、デザインによってリング幅が変わるので、毎回計算しないといけないし、肝心のメインデザイン部の上下が薄くなってしまいます。
つまり、下地リングの厚みはどの部分も同じ厚さでないといけないのです。
なので、手作業であれば、リーマーで削った後、中心部の厚みを削らなければいけません。でもこの作業が面倒臭い上、精度を意識すると時間が掛かる。

そこで登場するのが旋盤です。
旋盤についての説明はここではしませんが、これらの問題を全て解決してくれます。
ホビー用旋盤で自動送りも無いようなモデルですが、下地リング(平打ち)を作るのはもちろん、スライスワックスの初期状態の汚い表面をきれいに均したり、大活躍。
ちなみに、うp主の旋盤のチャックはメーカー特注のチャックに交換してあります。動画中の外周削り時のようなリング穴からの固定は通常チャックでは出来ないので、「買うぞ!」と思っている方はご注意下さい。

言葉で説明すると長ったらしくて面倒そうな上、伝わってるかわかりませんが、うp主も自分の失敗も含めた経験に基づいて、自分の求めるクオリティのモノを作る為の手法を用いてるのであって、正直、手間は掛かりますが無駄な作業はひとつもありません(面出しの後、旋盤使っているのはさておいてwあれは動画上の流れですから)。ワックス経験者にも意味不明な作業かもしれませんが、それなりに理由があって行ってる作業ばかりです。

10人いれば10通りの手法がある方が面白いでしょw
うp主から見ても信じられない手法や、手法以前にデザインもないまま勘だけでやってる人もいますしねw
まぁ、ワックスなんて原型作れさえすればいいわけなんで、何でもありですよ。
「意味わからん」とか「○○方が絶対いい」とか「○○を使え!」とかツッコまれたこのリングも、最終的には問題なく仕上がってる訳ですからw
堅い事言わないで軽い気持ちで楽しみましょ^^










解説編

本動画をご覧になる上での予備知識です。
ここに辿り着いた方は、恐らくニコ動で「ワックスでシルバーリング作ってみた」をご覧になられた方がほとんどだと思います。

一応説明しておきますと、ニコニコ動画にてロストワックスによるシルバーアクセサリーの制作動画を公開しているのですが、肝心の完成画像が画質が悪く、地味で長い作業動画を見ていただいた方々にあの画質で終わりというのも何とも申し訳ないと思い、このサイトを開設した次第です。もっとも、不人気動画なんで、ここをご覧になる方はほとんど居ないでしょうがねw

各話ごとにリンクも張っておきますが、各話に対するコメントは出来るだけ動画内コメでお願いします。もちろん長文の場合はこちらのコメント機能を使って頂いて構いません。質問等も答えられる範囲でお答えしていこうと思います。

それでは、どうぞごゆっくりお楽しみ下さい。




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